インスリンとアルギニン

インスリンとアルギニン

インスリンとアルギニン

インスリンとアルギニン

インスリンの分泌を高める成分のひとつとして、アルギニンがあります。

 

 

アルギニンは、アミノ酸の一種です。

 

 

アルギニンは、体内での合成が不十分な子供にとっては必須アミノ酸で、
大人になると体内で生成される非必須アミノ酸となります。

 

 

しかし、体内で生成されるといっても、実際は不足しやすいアミノ酸とされています。

 

 

アルギニンは糖尿病の他、
肥満の改善やメタボの予防に効果的だといわれています。

 

 

アルギニンは糖尿病の改善、予防おいて、
インスリンの機能の正常化に関与します。

 

 

アルギニンはプラスイオンを大量に持っているため、
これが脱分極という現象を起こすため、インスリンが分泌されるようになります。

 

 

アルギニンはインスリンの分泌を高めるだけでなく、
アディポネクチンを増加させる作用があるため、
インスリンの感受性を高める効果もあります。

 

 

摂取方法としては、アルギニンのサプリメントを利用し、
摂取タイミングは、食前、食後、空腹時などいつでもOKです。

 

 

特に効果的なのは、トレーニング後です。

 

 

摂取量としては、1日に3g程がいいでしょう。

 

 

そうすることで、グリコーゲンの回復を促進できます。

 

 

ちなみに、アルギニンの摂取で注意するポイントがあります。

 

 

アルギニンはアルカリ性が強いので、
クエン酸などで中和していないサプリメントだと
胃を痛めてしまう可能性があります。

 

 

この場合は、食後に摂取したり、数回に分けて摂取したほうがいいでしょう。

 

 

また、ヘルペスにかかり症状がでている場合、
アルギニンはヘルペスウイルスを増殖させてしまうので、
ヘルペスにかかっている方は摂取を控えましょう。

 

 

ちなみに、ヘルペスになるのが不安だという方は、
リジンを1日に2〜3gを追加して摂取しましょう。

 

 

アルギニンのサプリメントがない場合は、
大豆やソイプロテインにも同等の効果がありますので、
代わりにそちらを利用してみるのもよいでしょう。