インスリンとαリポ酸

インスリンとαリポ酸

インスリンの感受性を高めるためにαリポ酸という成分が有効です。

 

 

αリポ酸は、体をつくる細胞の中にある
ミトコンドリアに主に存在しています。

 

 

ミトコンドリアは、1つの細胞の中に約50〜2500個ほど存在しており、
心臓の健康や呼吸をするといった生命活動に必要なエネルギーをつくり出しています。

 

 

αリポ酸は、水溶性と脂溶性の
両方の性質を兼ね備えている珍しいい成分のため、
体内のあらゆる細胞に自在に入り込むことができます。

 

 

このαリポ酸がインスリンに作用し、
血糖値の安定に役立つといわれています。

 

 

αリポ酸は脳の視床下部において
AMPKの活性を低下させ、食欲を抑えてくれます。

 

 

しかし、筋肉細胞内においては
AMPKの活性を上昇させ、インスリンの感受性を高めるのです。

 

 

インスリン感受性が高いと、分泌されたインスリによって運ばれた栄養素が、
筋肉や肝臓に取り込まれやすくなります。

 

 

その結果、血糖値を安定させることができます。

 

 

そのため、ヨーロッパでは実際に、
αリポ酸が糖尿病の治療薬として用いられています。

 

 

また、αリポ酸には糖尿病の合併症である
糖尿病網膜症や白内障を予防する効果もあります。

 

 

αリポ酸の摂取量としては、
朝食後と運動後に100〜200mgくらいずつ摂取しましょう。

 

 

運動しない日は、
朝食後と夕食後に摂取しましょう。

 

 

また、ビオチンを摂取している方は注意が必要です。

 

 

なぜなら、ビオチンはαリポ酸と構造が似ているため、
αリポ酸とビオチンを併用すると、体で誤作動が起こり、
αリポ酸を摂取しなければいけないところ、
間違ってビオチンを多く取り込んでしまうのです。

 

 

そのため、ビオチンを摂取している方は、
αリポ酸を200〜300mgくらいずつ摂取するようにしましょう。

 

 

なお、αリポ酸は酸の一種なので、
空腹の状態でなく、必ず食後に摂取しましょう。