インスリンとダイエット

インスリンとダイエット

インスリンの働きは、ダイエットにおいても重要です。

 

 

インスリンは、栄養を取り込むためのホルモンで、
糖分、タンパク質、脂質を肝臓や筋肉、脂肪細胞へ取り込みます。

 

 

特に脂肪の合成においては、
インスリンは脂肪を合成するリポタンパクリパーゼという酵素の働きを助け、
また、脂肪を分解するホルモン感受性リパーゼという酵素の働きを抑えます。

 

 

簡単にいえば、インスリンが分泌されると、
体脂肪は合成されやすく、分解されにくいのです。

 

 

インスリンも適度に、かつ緩やかに分泌されるといいのですが、
急な血糖値の上昇により、インスリンが過剰に分泌されると以下のようになります。

 

・脂肪燃焼が抑制され、ダイエットの効率が悪くなる
・体脂肪の合成が促進され、メタボの原因になる
・成長ホルモンの分泌が抑制され、疲労や筋肉の回復が遅くなる
・血糖値が下がりすぎるため、めまいの原因になる。

 

 

このことから、血糖値の急激な上昇により起こる
インスリンの過剰分泌を押さえれば、
脂肪細胞への過剰な合成を抑えることができます。

 

 

上手にダイエットしたい方やメタボを予防したい方は、
インスリンのコントロールが重要になってきます。

 

 

多少太っても筋肉をつけたい場合は、
トレーニング中〜後にかけて炭水化物やタンパク質を大量に摂取します。

 

 

そうすれば、インスリンの働きにより、
これらの栄養素は筋肉に大量の送り込まれるため、
筋肉が成長しやすくなります。

 

 

逆に、筋肉を維持・成長させながらダイエットしたい場合は、
朝、昼、晩の炭水化物を控えめにしてください。

 

 

ただし、トレーニング後はバルクアップ時と同じように
タンパク質は20〜30g、糖質は30〜80gの摂取がいいでしょう。

 

 

また、トレーニングしない日は、
インスリンの感受性が低くなっています。

 

 

そうなると、インスリンは筋肉働くよりも脂肪細胞に働きやすくなり、
栄養も脂肪細胞へ送られる割合が増加します。

 

 

そうすると、痩せるどころか太りやすくなります。

 

 

◆筋肉を維持・成長させながらダイエットするポイント

 

・トレーニング後に炭水化物とタンパク質を摂取
 (タンパク質は20〜30g、糖質は30〜80g)
・それ以外のタイミングでは炭水化物は控える
・夜間は脂肪合成が働くため、特に炭水化物は控える
・甘いものを食べたい時は、トレーニング後に食べる